W/kgが示すもの
平坦路では、生のワット数が空気を押し分けます。登りでは体重も持ち上げるので、パワー・ウェイト比で差がつきます。同じ280 Wでも、60 kg(4.7 W/kg)と90 kg(3.1 W/kg)のライダーは同等ではありません。
この比はFTP、つまり約1時間維持できるパワーを使います。パワーゾーンを決めるのと同じ数値です。
パーセンタイルの読み方
ベルカーブは、サイクリストのW/kgの分布です。マーカーの左側の網掛けが、あなたが上回っているライダーの割合、つまりパーセンタイルです。分布が異なるので、全ライダー、男性、女性を切り替えてください。
データはTrainerRoadの会員ベースなので、パワーでトレーニングするサイクリストに偏っています。
W/kgを向上させる方法
レバーは2つ。FTPを上げるか、体重を下げるか。構造化されたトレーニングでFTPを上げるのが持続的な方法で、あらゆる走りが向上します。余分な体重を落とすのは健康的な範囲まで。それ以上削るとパワーを失います。
よくある質問
よいW/kgとはどれくらいですか?
比較対象によります。レクリエーションライダーは約2.5〜3.0 W/kgが典型的で、強いクラブレーサーは3.5〜4.0、4.5以上は上位数パーセントです。計算ツールは正確なパーセンタイルを表示します。
FTPはどうやって調べますか?
FTP(機能的作業閾値パワー)は、約1時間維持できる最も高い平均パワーです。20分テスト(20分平均の95%)から推定するか、スマートトレーナーやアプリに推定させます。
なぜ生のワット数ではなくW/kgを使うのですか?
平坦路では生のワット数が勝ちます。登りでは体重も持ち上げるので、パワーを体重で割れば体格の差を補正できます。だからW/kgが登坂力を比較する標準です。
体重を落とすとW/kgは上がりますか?
はい。体重は分母なので、パワーを落とさずに体重を減らせばW/kgは上がります。ただし下限があります。健康的な範囲を超えて削るとパワーと健康を損なうので、大半のライダーはFTPを上げるほうが得です。
人口比較のデータはどこから来ていますか?
全ライダー、男性、女性の曲線は、会員のFTPと体重を集計したTrainerRoadのW/kg計算ツールが公開したデータに基づきます。各曲線をフィットさせ、それに対してパーセンタイルを計算しています。
出典
- 人口分布。 会員のFTPと体重を集計したTrainerRoad's Watts per Kilogram Calculatorから導出。
- FTPとパワー・ウェイト比。 Allen, H. & Coggan, A., Training and Racing with a Power Meter.